2020年12月3日木曜日

一人川掃除の始まり

意を決して川の中へ
悶々と悩んだ挙句、ついにある日の早朝私は川掃除を決行した。
人気が少ない朝6時ごろ、ごみ袋を何枚かポケットに突っ込み、軍手、長靴という恰好で川に下りたのだ。
いい大人が川で遊ぶわけもなく、自分は不審者と思われるだろうか。最初に通り過ぎる人の視線を気にしてとても緊張した。早く仕事を済ませて川から上がりたくて、夢中で空きカンやレジ袋を拾って袋に入れていった。


これは最初の日に拾ったもの。ワンカップが大量に捨てられていた

袋はすぐごみでいっぱいになり、それを引き上げて家の駐車場で分別して最初の川掃除が終了した。


誰にも言えない
普段見下ろすだけの川に下りてみると、いろいろなことが分かったし、幼少の頃の川を思いだすことができた。川を身近に感じることができたのだ。
なにしろ、少しでも掃除してきれいになった川を見るのがすがすがしい。
この日から定期的に一人川掃除をするようになった。でも、恥ずかしくてこのことを家族にも、誰にも話せなかった。妻が私の行動に気付いたのは数か月たった後だった。


川に下りるといろんなことに気付く。けっこう自然が残っている。




自分の習慣になる
写真を調べて分かったのだが、私はこの一人川掃除を5か月続けていた。自己満足の世界だと思っていたので、あえて人に話すことはしなかったが、自分としては習慣化できたことに満足していた。

そして、しばらくすると、この活動を会にする運命的な出会いがあったのだ。

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